管理人レッドです。
今回は『プロデュース(PRODUCE)』という商材について記事にしたいと思います。
結論から言いますとお奨めできるものではありません。
その理由を紐解いていきたいと思います。
特定商取引法に基づく表示
販売事業者 | 合同会社ナイン |
運営責任者 | 今瀬健二 |
所在地 | 東京都品川区西五反田5丁目5-11-306 |
電話番号 | 080-7032-9680 |
特商法とは、インターネット上での取引きには、必ず事業者名、代表者名、住所、連絡先などにおいての表記が義務つけられております。表記のない場合は規約違反を犯しているという認識が必要です。
当商材の『プロデュース(PRODUCE)』を販売するにあたって義務付けられている特定商取引法に基づく表記についてですが、ご覧の通り、問題はなさそうです。
しかし、表記がしっかりしているからちゃんとした事業者ではないという訳ではありません。
はじめから悪意をもつ事業者は表記を曖昧にすることが多いようですので注意が必要です。
プロデュース(PRODUCE)とは
今回検証するのは相川奈津妃の「PRODUCE(プロデュース)」という副業です。
PRODUCE(プロデュース)とは、AIが自動で作成した動画を企業に提出し、1件2000円、毎日1万5000円、月収45万円が稼げるという副業です。
プロデュース(PRODUCE)の内容を簡潔にまとめてみたのでご覧ください。
•1件2000円の即報酬が発生
•529名全員が月収45万円を稼いだ
•知識も経験も費用さえも一切不要
•AIが自動で動画を作成する
プロデュース(PRODUCE)の料金
相川奈津妃のPRODUCE(プロデュース)はプロダクトローンチによる動画の囲い込みの後に【チームプロデュース】に参加するように宣伝を受けます。
この【チームプロデュース】の参加費用は98,000円となっています。
通常398,000円のところ特別に値引きされて98,000円という販売金額となります。
プロデュース(PRODUCE)の内容は?
相川奈津妃のPRODUCEがどういったビジネスモデルであるかというと、AIで動画を作成して企業に販売するというような流れのようです。
2.選んだテーマでAIで動画を作成
3.動画のテイストを選択
4.再度AIで動画作成
5.生成した動画を企業に提出(出品)
これらの流れで5タップということのようです。
どこまで本当かはわかりませんが、もしこの流れの5タップだけで収益が発生するのなら、魅力的な内容と言えるでしょう。
これらの5タップをするだけで、1件当たり2000円の報酬が発生するようです。
相川奈津妃のプロデュースは100%損をすることが無く、誰でも月収45万円以上を最低でも稼げると説明されています。
100%損をしないということは、100%生成したAI動画を買い取る存在(企業)がいるということになります。
今はAIを個人でもある程度活用できるような状況ですので、わざわざ第3者に頼まなくても自力でAIを使用して動画や画像の生成を行うことができます。
企業が自分たちでAIを使わずわざわざ第3者を噛ませるのかが気になるポイントです。
第3者に頼まず自社で使えばその分収益が上がるはずですけど
プロデュース(PRODUCE)の口コミ・評価
オファーページに参加者の声として口コミが掲載されていましたが、これについてはいくらでも捏造することが可能です。
出演している方も演者である可能性が高いです。
そもそもでモニターを多数募集しているのに自社のページでしかその口コミが見られないというのはどう考えてもおかしいです。
出典:chantanee
PRODUCE(プロデュース)の運営責任者である「今瀬健二」がこれまで関わってきた副業案件は「革命のファンファーレ」「THE WAVE」「ポケットキャッシュ」など多数ありますが、いずれも利益が出た・稼げたという声は見当たりません。
出典:ship
相川奈津妃のニュープロデュース(NEW PRODUCE)のサイトには、「“あの世界的アーティスト” のMVにも使われました」との記載が。
世界的に有名なアーティストである「LINKIN PARK」のMVに使われたってことでしょうか?「LINKIN PARK」は確かにAIを使ってMV制作していましたが、その際に使われたのはニュープロデュース(NEW PRODUCE)ではなく、kaiberという有名なAI動画生成ツールです。
ニュープロデュース(NEW PRODUCE)は全く関係ないし、世界的アーティストとも関係ありません。
「すごい!」って思わせるための嘘なんでしょうけど、なんでバレバレの嘘つくか不思議です。
出典:center
まとめ
プロデュース(PRODUCE)では十分な収益を得ることが難しく、お金や時間を無駄にするリスクがあると懸念しています。その理由を以下にまとめました。
•100%損をしない、再現性100%という非現実的な表記
•529名の稼いでいる参加者がいるはずだが実際の口コミが一切無い
•企業が自分たちでAIを使わずわざわざ第3者を噛ませる
以上の理由から プロデュース(PRODUCE) には手を出すべきではありません。
世の中に出回っている副業案件やネットビジネスオファーは、稼げないものがほとんどです。
中には稼げるのか疑わしい案件も非常に多く出回っており、初心者はどれを信じていいのかわかりません。
むやみやたらに稼げる案件を探しても、優良案件に出遭うことはなかなか難しいです。
焦らずにまずは正しい情報を手に入れてください。
今の時代、副業を始めようか悩んでいる方や、
実際に副業を始めたけれども稼げないオファーに引っかかってしまい、全く稼げない方など様々な方がいると思います。
そんな方の参考になるようにこれからも検証していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
管理人レッド